ポカラから車で8時間、震源地付近のゴルカの山奥シムジュン地区にある村です。村の人口は150人ほどの小さな村です。村の家屋は地震で全て倒壊、村人達は今もテントで暮らしています。また、幹線道路から離れた山間に位置することから、支援物資の到着は遅れ、私達の支援物資が村にとっての初めての支援物資(震災より10日後)となりました。

  

 さらに村がある斜面の上部には、地震により大人がすっぽり入れるほどの亀裂ができており、これから始まるモンスーンの季節(6〜9月)には、土砂崩れにより村ごとなくなってしまう恐れがあるので、生まれ育った村を離れなければならない現実もあります。

 

 同じごはんを食べ、共に歌い、踊り、同じテントで寝たりと、家族のようなマハビール村の人々。彼らが安全な土地で安心して生活でき、子供達がしっかりと教育を受けることができるよう、私達は彼らをサポートしていきます。


<マハビール村の現状>